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銀座の三越は勝てるか?

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「銀座の三越は勝てるか?」


三越の名を聞いて、新しい印象は全く受けない。
そもそも、全国百貨店の売上高は28カ月連続で前年割れ。
三越伊勢丹も厳しい。
銀座の「三越」などを見ても、以前よりは厳しくなっている印象だった。


実際、「三越」は業績不振から、人員削減を繰り返してきた。
伊勢丹との経営統合に至るまで、三越は大規模な希望退職者を募集
統合後も、店舗の閉鎖などをしてきたのだ。


しかし、そのような状況の中、


勝負に出てきた


ご存じのとおり、銀座三越が大きく変わる。
増築し、売り場面積を拡大するのだ。


「銀座店で百貨店としてあるべき姿を示したい」
そのように三越伊勢丹HDの石塚社長は言った。
従来の高級路線を強化するのだ。


高級路線を強化


言葉としてはシンプルだが、この決断は重い。


そもそも、競合の百貨店の動きは正反対なのだ。
「タカシマヤタイムズスクエア」に「ユニクロ」が入ったり、銀座の松坂屋に「フォーエバー21」が入ったりしているのだ。
(余談だが、この方法はユニクロやフォーエバー21には非常に効果がある。逆に百貨店は戦略的に展開しないとデメリットもある)


その中で高級路線を強化するのだ。


正反対だ。


「成功するのだろうか?」


消費低迷の中、高級路線
一見、間違っているように思う方もいると思う。
だが、これは成功確率の高い選択肢の1つだと私は思う。


このブログでもよく使う「V字カーブの法則」


この法則は
事業規模を横軸に収益性を縦軸において、特定の市場に属する企業群を配置すると、小規模企業と大規模企業が収益性に優れ、中規模は劣るような傾向を示す時に通常使われる。
つまり、どっちつかずは厳しいのだ。
同じように、高価格帯と低価格帯は一定の収益性を確保できるが、中価格帯も厳しいということも言える。
両極端は注目されやすいということも理由の1つだろう。


銀座三越の最大の競合店は「松屋」


松屋は銀座で売上高首位と言われている。
560億円だ。


銀座三越は増床後の1年間の売上高を630億円と見込み、松屋を抜き去ろうとしている。


先ほどの「V字カーブの法則」のとおり、高価格帯と低価格帯は一定の収益性を確保できる傾向がある。
その意味では他の百貨店が生き残りを模索して、どっちつかずな状況になっていく中、「高級路線」を強化するのであれば、顧客の注目率を高め、集客力も高まる可能性は高い。
そして、「1番手の法則」。
銀座で「1番の高級デパート」というイメージを顧客に浸透させることができれば、松屋に打ち勝つ可能性は十分にある。


「V字」及び「1番手」から考えても、今回の決断は成功する確率の高い方法だろう。
逆に中途半端なことをすれば、消費者に何の印象も与えず、終わっていたかもしれない。
それに消費低迷の時期だからこそ、このような「戦い方」が顧客に強烈な印象を刻み込む。


さらに、成長市場


銀座は日本人以上に中国人が凄い。
本当に「凄い」と言って良いくらい、中国人が多いし、「買う」のだ。
銀座の中の「成長市場」と言ったら、中国人だ。
彼らを取り込むことは、銀座で勝つことを意味するだろう。


銀座三越はそこも狙っているの。
日本人が仮に高級品が買えなくとも、中国人が買っていく。
実際、300万円くらいのパテック・フィリップなどの高級時計を「お手軽な価格」と言って、買うような連中もいるのだ。
増加が見込まれる中国人などの外国人観光客を取り込むため、中国語や英語で接客できる観光案内所も設ける。


増築後は銀座三越で最高の売り場面積
従来の1.5倍だ。


つまり、彼ら中国人にとっては銀座で1番の高級デパートであり、1番の広いデパートだ。
銀座に来る中国人の多くに「1番手」を訴求できる。
休憩スペースも多いので、それを目的に来店し、買い物をする方も増えるだろう。


中国人は間違いなく来る。


「銀座最高の高級デパート」ということを日本人だけでなく、中国人などにも訴求していく。
それにより、松屋に勝つ。
銀座首位の松屋に勝てば、そこからはさらに「1番手の法則」だ。
1番に圧倒的に顧客が集まる傾向が高い。
そして、目標の売上高も達成できると私は見ている。


参考まで、
記事を読んでほしい。


「9月11日銀座三越、大変貌の全容明らかに
三越伊勢丹ホールディングスは22日、9月11日から大幅に増床する東京・三越銀座店の詳細を発表した。
売り場面積は1・5倍の3万6000平方メートルに広がる。
現在は1階にある化粧品売り場を地下1階に移すなど、売り場の構成も変える。
1階はバッグや靴などの婦人雑貨が中心。主力の婦人服売り場は3~6階に置く。食料品売り場は地下2~3階とする。
30~40歳代の女性を対象にした品ぞろえを強化。
有名ブランドによるテナント運営を最小限にとどめ、バッグや靴など商品ごとの売り場作りを中心にする。
これまで飲食店はカフェのみだったが、増床後は11~12階にレストラン街を設ける。
9階は、銀座の街の情報コーナーや休憩用のいすなどを置くオープンスペースにする。2階には外国人向けの案内所も設ける。」
引用:読売新聞 2010年7月22日



成長市場の中国人のことをよく検討している


売り場面積の構成を従来と変えている。
バッグや靴などが1階だ。


そして、レストラン街を設ける。
また、銀座の街の情報コーナー、休憩用のオープンスペース、外国人向けの案内所まであるのだ。


これらは、成長市場の中国人を見据えての対応だろう。


「V字」「1番手」「成長市場」
そして、「銀座の街の情報コーナー」など細かいところも、その「戦い方」に合致させている。
この一貫性を貫けば、今回の大変貌は成功につながると私は見ている。


※上記の内容は規模の大きい話だが、あなたのビジネスにも使える要素はあると思う。
何で極端になれば良いのか?
何で1番になれば良いのか?
どの成長市場を狙うべきか?



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ブログにて、説明をさせていただきたい。
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[ 2010/07/23 11:23 ] 三越 | TB(0) | CM(0)













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