スティーブ・ジョブズは 世界最高の経営者か? 7~ 売上増加

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スティーブ・ジョブズは 世界最高の経営者か? 7

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「スティーブ・ジョブズは
世界最高の経営者か? 7」



どうやら、「芸術」の話をした第5回目の内容があまりよく分からないかったらしい。
「5回目の内容はよく分かりませんでした。特に芸術の話はさっぱりです。棒の人形みたいな写真もありますし。。」


そのようなご意見をいただいた。


少し難しい内容に入ると思い、何度か復習を入れさせていただいたのだが、それだけでは難しかったらしい。
そのため、今回は復習ではなく、その「芸術」について、もう少し触れたい。


まず、


「棒の人形」


これはアルベルト・ジャコメッティの作った「L’Homme qui marche I」という芸術品だ。
ジャコメッティは20世紀を代表するスイスの彫刻家。
「L’Homme qui marche」とは「歩く男」という意味だ。


それが次のものだ。


■アルベルト・ジャコメッティ のL’Homme qui marche I
L’Homme-qui-marche-I


この作品の価値は2010年時点で1億430万ドル。
現時点の為替で換算すれば80億円。
今は驚異的な円高なので、以前であれば100億円超の作品ということだ。


「そんなものに100億円の価値はあるのか?」


そのような方もいると思う。
でも、市場ではその価値があると判断している。


そもそも、価値など、そのようなものだ。
全ての人に価値がなくても構わない。
顧客となる人に価値があれば良いのだ。
(数千万円の価値がある高級車も同じだ。別に全ての人に価値があるわけではない。)


ピカソの作品「Parisian boy smoking a pipe」もほぼ同じ価値で1億400万ドル。
こちらも現時点の為替で換算すれば同様に約80億円だ。


いずれにせよ。
「価値」があるどころではない。
それらは「圧倒的な価値」を生み出した芸術作品だ。


では、その「圧倒的価値」は何から生まれたのか?

それは


「無」から生まれたのだ


正確にはピカソであれば、絵を描くための筆を使い、絵の具を使い、オイルなどを使った。
そうしたものは使ったが、それは約80億円と比べれば、何もかかっていないも等しい。


「無」から「圧倒的価値」を生んだ。
それが可能な代表的なものが「芸術」だ。


もちろん、世の中には「芸術」以外にも価値があるものがある。
でも、高い価値を持つ「金」や「ダイヤモンド」などの宝石類もしくは土地などの不動産と「芸術」は明らかに違う。


土地や宝石はもともと価値があるのだ。
例えば、土地はもともと価値がある。
3000万円で購入した土地が5000万円で売れることはあるだろう。
そのような価値の変動はあったとしても、もともと「3000万円」という価値がある。
(ダイヤモンドなどは採掘する前は「無」とも言えるが、「芸術」のように何もないところから生み出すものではない。)


「安く買って高く売る」という商売の原則から言えば、これが通常だ。


でも、その商売の原則を吹っ飛ばすものが「芸術」だ。
何しろ「無」から圧倒的価値を生み出すのだから。


商品を「品質」と「価格」の2つの切り口で考えた場合


「芸術」はその品質を圧倒的な価値に引き上げることができる。
「無」から「圧倒的価値」を加えるのだ。
場合によってはコストをかける必要もない。


人は脳でモノを判断する前に五感を使う。
ビジネス、いや今回のようなアップルの製品であれば、


購入前に特に重要なのが「視覚」だ


視覚と聴覚はモノに接することなく、感じられる感覚。


中でも、製品購入前であれば、まず「見る」ことから始まる。
(あなたもお店でiPhoneなどを検討するのであれば、まず見ることから始まるはずだ)
その視覚に対するもの、外観などを芸術レベルにすることで、圧倒的な品質にすることができる。
簡単に言えば、見た目を良くすることだが、それを「芸術」のレベルにまで引き上げて行く。


(もともと「視覚芸術」という言葉があるくらいだ。「視覚」と「芸術」はつながりがある。
「視覚芸術」とは視覚で認識される芸術。簡単に言えば、目で見て楽しむ芸術。
絵画、彫刻、版画、写真などがそれに含まれている。)


そして、次に重要なのが「触覚」だ。
製品を見て、そして触るからだ。


それについても、アップルは対応している。
「視覚」だけではないのだ。
「触覚」に当たる「手触り」に至るまで芸術レベルにまで押し上げた。


iPod初代の裏蓋が金属だったのを覚えているだろうか?
実はその裏蓋は新潟にある日本屈指の研磨技術を持つある工場によって、磨きぬかれた。
「肉眼では見分けることができない、極僅かなゆがみさえ、許されない精度」をジョブズは要求したらしい。
※参考:クローズアップ現代「世界を変えた男 スティーブ・ジョブズの素顔」


表ではない。裏蓋だ。
でも、そこは人の「触覚」に接する重要な場所。
それも芸術レベルにしてきたのだ。


ところが、その「芸術」はビジネスと通常は噛み合わない。
ジョブズも以前はうまく行かなかったことがある。
それについて、次回説明していきたい。


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[ 2011/10/21 15:54 ] 売上増大 | TB(0) | CM(2)



次回

次回投稿も楽しみにしています。
[ 2011/10/21 16:33 ] [ 編集 ]

ありがとうございます

ありがとうございます。
次回は来週の月曜日になります。
[ 2011/10/22 00:43 ] [ 編集 ]

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