スティーブ・ジョブズは 世界最高の経営者か? 10~ 売上増加

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スティーブ・ジョブズは 世界最高の経営者か? 10

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「スティーブ・ジョブズは
世界最高の経営者か? 10」



「スティーブ・ジョブズは世界最高の経営者か?」
このシリーズも10回目に入った。
今回のシリーズをスタートさせたのは2011年10月12日。


冒頭で「スティーブ・ジョブズは世界最高の経営者ではない」という私の意見からお話しさせていただいた。


でも、驚いたことがあった。
前回、お伝えしたジョブズ公認の伝記「Steve Jobs」の著者であるウォルター・アイザックソンも全く同様のことを10月23日に米CBSテレビのインタビューで答えていたらしい。
次の記事だ。


「ジョブズ氏は最も優れた経営者ではなかった
(中略)
アイザックソン氏は、ジョブズ氏は数々の革新的な製品を生み出したが、経営スタイルは素晴らしいものではなかったと指摘。ジョブズ氏について「時々とても意地悪だった」と評したほか、議論好きの同氏についていけない人もおり、彼のもとを去っていく幹部もいたと述べた。」

引用:ロイター


アイザックソンは取材嫌いで有名なジョブズが唯一全面協力した人物。
そして、本人公認の伝記を書いた人物だ。
約3年にわたり、ジョブズ本人や家族、関係者にもインタビューをした上でも、そう感じられたのだろう。


前回、お伝えしたが、この伝記を読むと、おそらく「彼はひどい」と感じる方も少なくないと思う。
「経営者」として、彼の伝記を読むと余計に「ひどい」と感じるかもしれない。
でも、そうではなく、「芸術家」「アーティスト」として、読んで欲しい。
そうすれば、彼の変わった行動も言動も人に対する態度も気にならない。


次のような言葉だって、芸術家として考えれば、よくある話だ。
伝記の内容を少しお話しすると。


ジョブズは大学進学の時、名門スタンフォード大学進学にも興味がなかった。
彼は次のように言っていた。


「スタンフォードに行くのは、自分のしたいことがわかっている学生だ。
そんなのアートじゃない。僕は、もっとアートなこと、もっとおもしろいことがしたかった」

引用:Steve Jobs


また、ドラッグについても、ジョブズは歳をとってからも次のように評価している。
(若い時期のジョブズではない。歳をとってからのジョブズの評価だ)


「LSDを使うとコインには裏側がある、物事には別の見方があるとわかる。
効果が切れたとき、覚えてはいないんだけど、でもわかるんだ。
おかげで、僕にとって重要なことが確認できた。金儲けではなくすごいものを作ること、自分にできるかぎり、いろいろなものを歴史という流れに戻すこと、人の意識という流れに戻すこと。そうわかったのはLSDのおかげだ」

引用:Steve Jobs


ドラッグが正しいか、否かは書かない。
でも、彼にとっては物事の別の見方が見えたのだろう。
世の中で正しいと言われていることと別のことが見えた。
それは彼にとって大きく、アップルの成功にも何らかの影響を与えている。


「スティーブは禅と深くかかわり、大きな影響を受けています。
ぎりぎりまでそぎ落としてミリマスト的な美を追求するのも、厳しく絞り込んでゆく集中力も、皆、禅から来るものなのです」

引用:Steve Jobs


ドラッグや禅などに対する彼の言葉はまさに「芸術」的感性。
通常の経営者やビジネスマンには持ち得ないものだと思う。
その「芸術」的感性にエレクトロニクスなどの「技術」が結びつく。
それがやがて開花する。
これまでお伝えした「技術」と「芸術」を結びつけることになる。
これが「<経営ができる>世界最高の芸術家」になっていったのだと私は考えている。


「経営者はこうあるべきだ」という考えの方がジョブズの伝記を読むと「ひどい」という印象が残るかもしれない。でも、彼は人生をかけて、大きなものを世界に残した。
取り入れるべきところ、取り入れるべきでないところを考えながら、読んでいただければと思う。


では、前回の続きをお伝えしたい。


「皆が分かる芸術」


ジョブズが実現した「芸術」
それはアルベルト・ジャコメッティやパブロ・ピカソのような作品ではない。
つまり、一部の方が分かる芸術ではない。
皆が理解できる「シンプルな芸術」だ。


その「シンプルな芸術」を作り上げることにより、アップルの製品は競合製品を圧倒するものとなる。
例え、全く同じ機能の製品であっても、アップルとそれ以外の製品では間違いなく違う。


では、この「皆が分かる芸術」の利点とは何か?


MacBookAirが発売になった時のことだ。
2008年1月に発売となったのが初代機
次の写真のものだ。
(これは私自身のMacBookAir)


<ちなみに写真のPCのリンゴは光る>
macbookair1

macbookair2


PCは通常2年も経過すると、古くさく感じる。
次期モデルが出ていないとしてもだ。
でも、MacのPCは違う。
今、見ても、古さなど感じない。


現在のMacBookAirが同じモデルであることもあるが、それだけではない。
同じモデルであっても、通常のPCは古さを感じてくるのだ。
でも、それがない。


その理由は


究極のシンプル


徹底的にシンプルにしているからだ。
アップルの製品の多くは色は使わず、白や黒やシルバー。
デザインも究極のシンプル。
しかも、芸術レベルに仕上がっている。
それが利用者に満足を長期的に体感させてくれる。
長期的な満足を生み出すデザインなのだ。


そして、シンプルであるが故に「皆が分かる芸術」になりえる。


そして、


「皆が分かる芸術」は他の人にも伝染する


私はこのPCを様々なところで使っている。
クライアント企業ももちろんだが、カフェや図書館など。
多くのところで使う。


すると、周りの人々が同じPCを購入する。
クライアントの経営者が購入したり、知人が購入していたりしていくのだ。


「橋本さんが使っているのを見て、欲しくなりました」
そう言いながら、買って行く。


このシリーズでお伝えしたように人間は五感
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚
購入前の段階ではその「感覚」を揺さぶることが重要だ。


私が持ち歩いたアップルの製品は他人の感覚に影響を及ぼした。
特に影響を及ぼしたのが他人の「視覚」だ。


「聴覚」は音楽などを聴かせる必要がある。
「触覚」はPCを触らせる必要がある。
「味覚」や「嗅覚」はこの場合関係ない。


だからこそ、「視覚」だ。
この「視覚」に強烈な影響を与えるもの。
それが「芸術」なのだ。


アップルの製品が大きく人気が出始めたのはまさにこの「芸術」の連鎖なのだと私は思う。
家の中で使っていたPCの時代はアップルの「芸術」の連鎖は起こりえなかった。


でも、それがiPodやMacBookAirやiPhoneやiPadが出ることにより、「皆が分かる芸術」は他人の感覚にも影響を及ぼした。
それがアップルの大きな成功要因だと私は考えている。


それを引き起こした者こそ、
「皆が分かる上での最高の芸術」を作り上げた芸術家
スティーブ・ジョブズというアーティストだった。


<ご連絡>
前回の記事に一部誤りがありました。
伝記「スティーブ・ジョブズ1」の発売日は10月24日
そして、「スティーブ・ジョブズ2」の発売日は11月1日が正しいです。
(アマゾンの発売日の表記が発送日の関係から1日遅れだったらしいのですが、そちらをご案内していました。ご注意ください)

追伸2:ブログの右上のメールフォームからのご連絡が届かなかったことがありました。
「連絡したのに、返信が来ない」という方はお手数ですが再度ご連絡願います。


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[ 2011/10/26 14:14 ] 売上増大 | TB(0) | CM(0)



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