ピザ定食はアリか?ナシか? 4~ 売上増加

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ピザ定食はアリか?ナシか? 4

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「ピザ定食はアリか?ナシか? 4」


前回は2つの情報について、お話しした。
1つが「ピザに結びつくピザに関連する情報
そして、もう1つが「ピザに結びつくピザに関連しない情報


この2つだ。
特に「顧客を創造する」という点では後者は非常に有益な情報が集められる。


「ピザに結びつくピザに関連する情報」は簡単に言えば、ピザの情報だ。
競合他社も既に把握している情報である可能性も高い。
(もちろん、これでも緻密にやれば、十分効果的なものだが)


でも、「ピザに結びつくピザに関連しない情報」は違う。
表面的にはピザに関連しない情報なのだ。
顧客だけではなく、競合も気がついていない可能性が高い。


その意味でピザに結びつきそうな「ピザ以外」の顧客の「自然」を見て行くことだ。
つまり、顧客が自然に行なう思考や行動。
それらの中でピザに結びつく要素を見出すのだ。
関西の「お好み焼き定食」はまさにそれだ。
そうお話しした。


ここから、顧客の自然を探って行く。


最も重要なのは事実を見るということ。
その次が事実に近いものを見ることだ。
調査結果や記事などもそれに当たる。


例えば、2006年9月2日の記事をご紹介したい。(参考:excite)


「関西名物?炭水化物×炭水化物定食とは」という記事だ。
「大阪名物は数あれど、他県の人に『げっ』と思われる名物品も多い。中でも『お好み焼き定食』はその筆頭ではないだろうか。」とある。


続けて
「大阪府下に存在するお好み焼き店は2000軒以上。
全国にもその名を知られる大手お好み焼き店に問い合わせてみると、大手にも定食は存在した。
だいたい800円前後でご飯と漬け物とお味噌汁付き、がスタンダード。
しかし残念な事に、そのほとんどがランチタイムのみの実施である。夜だと平均+350円ほど払って別に注文しなくてはならない。
逆に時間を問わず定食を味わえるのは、個人経営の小さなお好み焼き店。定食の取り扱い数は大手に比べグッと増える。
そこで実際、町のお好み焼き店20件を巡ってみると、定食を扱う店は17件。ご飯単体を置く店は19件。やっぱり高確率だ。
(中略)余談だが、関東にも支店を出しているお好み焼きチェーン店に、『関東の支店にもお好み焼き定食はあるのか』と聞いてみると、『取り扱っていません』と即答。」とある。


さて、お好み焼き定食に狙いを定め、検討することにしたあなたは


お好み焼き定食を自然と考えただろうか?


お好み焼き定食は大手にもあり、個人経営の小さなお好み焼き店にもある。
しかも、記事の数字が正しければ、町のお好み焼き店20軒を巡ってみると、定食を扱う店は17軒。
85%だ。お好み焼き定食が関西では珍しい、特別なものではなく、「自然」なものだということが分かる。


ただし、記事をそのまま信じてはいけない。
これは2006年の記事であり、時間も経過している。
記事が正確であるかどうかも分からない。
実際には事実かどうかを可能な限り見て行く必要はある。


さて、次に真実を探って行く


この情報を見て、どのようなことを考えるだろうか?


まずは売上、市場規模にも疑問を持つだろう。
「実際にお好み焼き屋にどの程度お好み焼き定食があるのか?お好み焼き及びお好み焼き定食の市場規模はどの程度か?」
その疑問を持ったら、それを調査していけば良い。


お好み焼き定食の市場規模


それは言い換えれば「顧客の自然」の規模だ。


それが分からなければ、お好み焼き自体の市場規模を探り、そこから予測も加味し、試算していけば良いだけだ。
(例えば、お好み焼きの市場規模はおたふくソースが発表している「1,900億」という数字を簡単に見つけることができる。その他の数字でも構わない。そこから正しいものを探っていく。)


商品自体もそうだ。


「ご飯と漬け物とお味噌汁付きがスタンダード」とある。
では、ごはん+ピザだけでなく、漬け物と味噌汁もつける必要があるかを検討する必要がでてくる。
顧客の自然に従うのであれば、今売れているものに可能な限り近づける必要が出てくる。
そもそも、自然に近づけるという意味ではピザ自体も単なるピザではなく、お好み焼きに近いピザ、「和」のピザ、ごはんと合うピザなどの開発も検討する必要がある。


そして価格


「価格は800円前後」とある。
ピザ定食の価格はそれで設定する必要があるか?
デリバリーをするのであれば、価格を上げ、より競争力のあるピザ定食とする必要も出てくるかもしれない。


さらに時間帯


時間帯についても書かれている。
大手に関して「そのほとんどがランチタイムのみの実施、夜だと平均+350円ほど払って別に注文しなくてはならない」とある。
これは非常に曖昧な内容だ。
ランチタイムにお好み焼き定食を提供する全ての店が夜も販売し、平均350円払えば注文できるのか?
それとも、ランチタイムでお好み焼き定食を提供する一部の店のみ夜に注文できるのかが分からない。


それも探る必要がある。
実際に調査する時は記事に影響されることなく、実際に可能性があるものを全て調査することだ。


お好み焼き定食を提供していない店
お好み焼き定食を提供しているが、ランチタイムのみの店。
お好み焼き定食を提供していて、ランチタイム及びランチタイム以外も同じ価格で提供している店
お好み焼き定食を提供していて、ランチタイムとランチタイム以外では違う価格で提供している店(その場合、どの程度違うか?)


それぞれを探る。
ここで重要になってくるのは、ランチタイムにしか提供していない店が多いのであれば、それ以外の時間に対する顧客ニーズが高いのか?そして、そのニーズを満たす商品としてピザ定食を提供できるのか?
それらも見て行くことになる。


と、この辺で終わりにするが、掘り下げれば疑問はまだまだ出てくる。


1点注意なのだが、テレビや新聞などは一般大衆のものだ。
気づきには使えるが、実際にビジネスに使うにはそれに対し、疑問を持ち、自らが調べる必要がある。
事実を優先し、調査をし、見て行くのだ。
そして、また出てきた情報に対し、疑問を投げかける。そして、また答えを見出し、可能性が高い戦い方を見出す。


たった1つの記事でも疑問は数多く出てくる。
やるべきことは無数に出てくる。
今回のように1つの記事ではなく、複数の情報であれば、より多面的にモノを判断することができるようになる。
より真実に近づいていく。
より具体的になっていくのだ。


でも、これら具体的なものの出発点は何か?
抽象的な一言だ。
松下幸之助のたった一言。
「雨が降れば傘をさす」
その一言だけで、実は数多くの具体的な情報につながるのだ。


たった1つの言葉でもそうだ。
1つの言葉でもそれを自由自在に使いこなせるようになれば成功確率は十分に高まる。


「雨が降れば傘をさす」
経営の神様、松下幸之助の言葉だ。
ぜひ、あなたのビジネスでも使っていただきたい。


次回は、別の抽象的情報を用いて、これについてさらに考えていく。
信頼できる考えを複数用いることにより、より強固なプランを作り上げることが可能だ。
ぜひ、取り組んでいただきたい。


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[ 2011/12/07 15:58 ] 売上増大 | TB(0) | CM(0)



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