商品を生み出す体制 最終回~ 売上増加

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商品を生み出す体制 最終回

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商品を生み出す体制 最終回


「商品を生み出す体制」


このシリーズも今回で最後だ。


これまで、「自分」「社員」「顧客」「第3者(関係者など)」
そして、「競合」について、お話しした。


今回はそのまとめをしたい。


色々とお話ししてきたので、その前提を忘れてしまった方もいるかもしれないが、
前提となるのは顧客が持つお金の問題と、意識の問題。
それがともに下がってきているということだ。


でも、


「景気は上向いているのでは?」


そのように感じる方もいるかもしれない。
確かに震災後の非常に厳しい状況と比べれば、若干景況感は上向いている。


例えば、昨日の2012年4月8日の日経の記事には「国内景気『改善』58%」などというものがあった。
そのようなものを見ると、経営者の景況感は好転している。
国内の景気も良くなるかもしれない。
そう思うかもしれない。


でも、そうではない。


そもそも、この記事について、説明をすれば、記事の中にあるグラフ。
そして、その項目を見ていただきたい。


「よくなった」という方は10%程度。
「改善の兆しが見えてきた」というのが40%程度。
合わせて58%だ。
あくまでも「兆しが見えてきた」という程度のものも合わせて「国内景気『改善』58%」とやるのは乱暴だろう。「兆しが見えた」というのは曖昧すぎる。


それに


重要なのは企業の経営者の景況感ではない。
BtoBのビジネスであれば、それも重要だが、通常、我々が相手にするのはその経営者ではない。
我々が相手にするのは我々の「顧客」なのだ。
「顧客」は全く違う。


生活意識に関するアンケート調査


日銀が行っている調査に「生活意識に関するアンケート調査」というものがある。
全国の満20歳以上の個人4,000人に調査したものだ。
サンプル数としては多くはないが、参考にはなる。


その直近のデータ(2012年3月)では次のような結果が出ていた。


「ゆとりが出てきた」4.0%
「どちらとも言えない」47.3%
「ゆとりがなくなってきた」48.3%


「ゆとりが出てきた」のは4.0%程度。
逆に「ゆとりがなくなってきた」というのは48.3%だ。
どう見ても、「ゆとりがなくなってきた」方が強い。


顧客の現状は非常に厳しい。


いや、現状だけではなく、将来についても悲観的だ。
「1年後の収入面、支出面について、どのように考えているのか?」についても、次のような結果だ。


収入面では「1年後(の収入は)現在と比べると」


「増える」5.9%
「変わらない」47.9%
「減る」45.8%


支出面でも「1年後(の支出は)現在と比べると」


「増やす」4.0%
「変えない」40.9%
「減らす」54.6%


収入は「増える」と思っている方は圧倒的に少ない。
「減る」という方はその8倍近くいる。
支出もそうだ。
「増やす」と考えている方は4%しかいない。
逆にその13倍近くが「減らす」と考えている。


今の消費者は現在についても、1年後の将来についても悲観的だ。
当然、商品は簡単には買わない。


だからこそ、商品開発においても以前より厳しい。
一発で「売れる商品」を当てることができなくなっている。


そのため、フォーカスしないことが重要になってくる。


もちろん、あなたが天才中の天才の経営者であれば、話は違う。
実際、世界的な成功を納めるような経営者の方の中にはこのタイプも存在する。


少数の商品のみを開発し、それをかなりの確率で成功させていく。
そこにフォーカスの力を利用し、一点集中で攻めて行く。
そして、驚異的な成長を遂げ、世界的な成功を納める。
そのような天才の中の天才経営者もいる。


投資家で言えば、ウォーレン・バフェットのような方。
それが最も理想だ。
それを否定しているわけではない。


それは普通ではない人だ。


でも、それ以外の方でも成果が出しやすいのが複数展開し、結果から良いものを見定め、そこにフォーカスする方法だ。
スプリット・ラン(A/Bテスト)のように多くのビジネス、多くの商品を展開し、実際に顧客の反応を見つつ、最良のものを見いだす。そして、そこにフォーカスするのだ。


その意味では


最初はフォーカスしない。


実際に顧客の反応を見てから、フォーカスするのだ。
圧倒的に楽な方法だ。


これこそ、失敗を前提とした考え方だ。
多くを展開し、その多くは失敗するということを前提とした考え方だ。


消費者が買わなくなった今、モノは売れない。
「売れない」状況では最初の段階からフォーカスしてはいけない。


だからこそ、多くの案が必要になる。
「自分」だけで考えるのではない。
「社員」だけでもない。
相手にする「顧客」
「第3者(関係者など)」
そして、「競合」までも活用することで、複数の商品案を考えてほしい。


そして、実際に展開し、成功率の高いものを「実際」に見いだしたら、フォーカスする。


「失敗」など恐れる必要はない。


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[ 2012/04/09 13:09 ] 商品開発 | TB(0) | CM(0)



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