起業と松下幸之助 3~ 売上増加

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起業と松下幸之助 3

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起業と松下幸之助 3


日本を代表する経営者であり
「パナソニック」を一代で築き上げ
「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助


その男でさえ、
最初は失敗だった。
そう前回、お話しした。


「経験が足りなかったのでは?」


そう思う方もいるかもしれないが、そうではない。
松下幸之助が独立したのは22歳の時。
我々からすると「経験がない」と思うかもしれないが、実際は違う。
松下幸之助は9歳の時に奉公に出たのだ。


9歳から22歳の間、実に13年の経験があった。


しかも、あの松下幸之助だ。


真面目にやらなかったわけではない。


ただ、その松下幸之助でさえ「独立」や「起業」は大変なことなのだ。
限られた資金。初期投資を投下し
さらに、


誰一人、その企業のことを知らない。
誰一人、その企業の商品のことを知らない。
誰一人、その企業のことを信用しない。


という状況からスタートするのだ。
スタートは大きなお金が出て行くのに、実際に入ってくるお金は微々たるもの。
それが通常なのだ。
そう甘くはない。


だからこそ、
「俺は最初から失敗しない」とか
「失敗など一度もせずに成功する」というような発想は間違っている。
それはポジティブではなく、無謀な考えだ。


そうではなく、数多くの失敗に直面することを想定し、
それでも、その失敗を乗り越える方法を考えるべきなのだ。


話を戻そう


松下幸之助のその後の話だ。
大正11年秋のこと。
幸之助は自転車用の電池ランプの開発を思いつく。


当時の自転車用のランプは
ローソクや石油ランプがほとんど。
電池式もああったが、寿命が3時間程度。故障も多かったのだ。


そこで、


幸之助は「寿命が長いランプを作る」ことを決意した。


半年の間、数十個の試作品を作り、ようやく30時間もの寿命のランプを開発した。


これまでのランプの10倍の寿命。


まさに経済的でもあり、実用的なランプ。画期的な商品だった。


従来の商品に比べ、10倍良い商品


さて、この商品は売れただろうか?


「商品が良ければ、売れる」


そう考えている方は注意していただきたい。
いかに世界一の商品であっても、顧客が知らなければ、顧客が信用しなければ売れない。
これが私の持論だ。


実際、これも売れなかった。
松下幸之助は問屋をしつこいくらいまわるが、どこも取り扱ってくれなかった。


大手企業ではないのだ。
企業のこともよく知られているわけではないし
商品のこともよく知られているわけではない。
信用だってされていない。


「これまでの電池ランプと違う」と言うことは幾度となく伝えたはずだ。


しかも、松下幸之助だ。
丁稚奉公から這い上がってきた彼ならば、人に嫌がられるようなことはなかっただろう。
商売人らしく、伝える能力もあったのだと思う。


商品が10倍良く
しかも、商品を伝えたのも松下幸之助。
それでも売れなかった。


良く知られ、良く信用されていなければ、簡単にはお金を払ってはくれない。


そこで、幸之助は


「無料」に行き着く


「無料」で電池ランプを小売店に置いてまわる。
そして、実際に使ってもらい、その真価を知ってもらう。
そのために大量に電池ランプの見本を配るという方法を思いついた。


でも、この方法は大きなリスクだった。
大量の見本をタダで配るのだ。
売れなければ、仕事を続けて行くことも、工場を続けて行くこともできない。
まさに危険な賭けだった。


その時、幸之助の頭に浮かんだ言葉が


「身をすててこそ浮かぶ瀬もあれ」


つまり、自分の命を犠牲にする覚悟があってこそ、窮地を脱し、物事を成就することができるというものだった。


そして、幸之助はその危険にあえて挑戦した。
まさに社運。
いや、松下幸之助の人生を賭けた勝負だった。


彼は無料配布に踏みきった。


そして


小売店は知る。
新しい電池ランプが本当に30時間もつことを。


そこから、徐々に注文が入るようになる。


2、3ヶ月後には月に2000個売れるようになったのだ。


このことは「松下電器の基礎」をつくったとも言える事件だった。


この勝負に出なければ、パナソニックは世の中になかっただろう。
松下幸之助が危険を恐れず、その危険を乗り越えたからこそ、事業は順調になっていったのだ。


「リスクをとらないのは最大のリスク」という言葉どおり、
松下幸之助がリスクをとらなければ、潰れていたかもしれなかった。


参考:PHP研究所


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[ 2012/09/21 16:34 ] 売上増大 | TB(0) | CM(0)



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