起業と松下幸之助 4~ 売上増加

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起業と松下幸之助 4

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起業と松下幸之助 4


前回、お話ししたとおり、松下幸之助は「無料」で電池ランプを小売店に置いてまわった。
実際に使ってもらい、その真価を知ってもらう。
そのために大量に電池ランプの見本を配ったのだ。


この方法は大きなリスクだった。
大量の見本をタダで配るのだ。
まさに危険な賭けだった。


だが、小売店はその商品の真価を知り、2、3ヶ月後には月に2000個売れるようになったのだ。
この事件は「松下電器の基礎」をつくったとも言える事件だった。


「単なる博打だ」


そのように言う方もいるかもしれない。
でも、そうではない。
松下幸之助は2度目も成功させるのだ。


昭和2年


今度は角型の自転車ランプ「ナショナルランプ」を開発した。
そこでも、以前と同じ「無料」を使う。


今回は「一万個」。
「一万個」ものランプを販売店に無料で提供する。


ただ、前回と違う点がある。
全てを自社で負担するのではなく、他社にも「無料」の宣伝方法に協力させた。


ランプを1万個配るにはその中に入れる電池が必要だ。
そこで、幸之助は東京にある岡田乾電池の社長、岡田氏を訪問する。
そして、こう言った。


「乾電池を1万個、タダでください」


岡田氏は「それは少し乱暴な話だ」と相手にしなかった。
でも、幸之助は次のように加えた。


「では、条件をつけましょう。今は4月ですが、年内に電池を20万個売ってみせます。もちろん売れなかった場合には、その代金はお支払いします」


幸之助は「1万個をタダで配れば、多くの人々に知ってもらえる。そうすれば、自ずと大量に売れ、岡田氏にもプラスになる」と確信していたのだ。


その幸之助の真剣な態度にようやく岡田氏は笑顔になる。
「わかりました。しっかりおやりなさい」とようやく応じたのだ。


ついに、幸之助と岡田氏の二人の想いがこめられた「無料」の展開。
それを開始した。


結果は凄まじかった。
1万個を配り終える前、千個を配ったころに次々と注文が入ったのだ。


そして、年来に予定していた20万個を大きく超え、
約束の2倍以上の47万個を販売した。
約束の2倍だ。


この短い期間に47万個を売ったのは国内の電池業界で初めてのことだった。


翌年正月二日


めったに得意先回りをしない岡田氏が、紋付、羽織、袴に威儀を正し、わざわざ東京から大阪まで出向き、松下幸之助に感謝状を渡した。


「実に驚きました。
わずかのあいだに47万個も販売されるとは、わが国の電池界始まって以来ないことだ」と称賛し、幸之助を感動させたと言う。



いかに優れた商品であっても、
その商品のことを知らなければ、売れない。
その商品のことを信じてもらえなければ、売れないのだ。


知らないものは信用されないし、信用されないものに貴重なお金を支払う人はいない。
そのお金がハードルだからこそ、それを取っ払った。
松下幸之助はまたもや「無料」で脅威的な成果を上げたのだ。


参考:PHP研究所


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[ 2012/09/25 14:06 ] 売上増大 | TB(0) | CM(0)



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