成熟期、衰退期をぶち壊す~ 売上増加

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成熟期、衰退期をぶち壊す

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成熟期、衰退期をぶち壊す


「Pにする」とか「Nにする」とか言っていた時期


今、我々が使っているスマートフォン以前の世界はまさにそのような時期だった。
表現は好きではないが、いわゆる携帯電話、ガラケーの時代だったのだ。


ドコモ全盛の時代。
毎年のように周囲の連中は携帯電話を新しい機種にしていった。
いわゆる「機種変」だ。


その時の話題が「Pがいい?」とか「Nがいい?」と言っていた。


このブログの読者は大学生の方も多くなっている。
東大や神戸大、早慶などの学生もかなり多くなってきているので、その時期のことを知らない方もいると思う。
一応、説明するとPというのはパナソニック。NというのはNEC。
その他、F(富士通)やD(三菱電機)、SH(シャープ)などがあった。


機種もストレート型や折り畳み型、フリップ型など様々な端末が生まれた。


私が初めて手にした端末は黒一色
非常に重く、画面は白黒だった。
しかも、カタカナのみ。
漢字表記はできなかった。


その後、カラーの端末が出てきて、iモードが出現。さらにカラーの画面の端末も出てきた。
当時の携帯はパソコンとはメールのやりとりが出来なかったが、それも出来るようにもなった。
さらに、99年、日本の携帯はインターネット端末としても使えるようになった。


iモードがドコモのケータイの標準機能になり、ムーバだったものはFOMAに移行した。


急速に変化をしていった。


人々はその変化についていくように、毎年のように携帯を買い換えていた。
ところが、それも徐々に落ち着く。
成長期から成熟期に移行していった。


もはや、毎年のように買い換える人は少なくなった。
「携帯なんてそんなに変わらないし、買い換える必要もない」と周囲の連中も言うようになった。


飽きたのだ。


毎年ムキになって買い換えているのは非常に少なくなった。


その当時の携帯は
カラーの画面で高性能のカメラもつき、音楽も聴くことができた。
おサイフケータイにもなり、電車にも乗れた。
しかも、メールはもちろんネットも使え、iモードなどでは漫画だって読めたし、ゲームだってできた。「これ以上の進化はあまりないだろう」と消費者は感じていた。


携帯にも飽きたし、成長も期待していなかったのだ。


ところがだ。


これを大きく変えた人物がいた。


それがスティーブ・ジョブズだ。


iPhoneを発表する時、ジョブズはこう言った。


“A wide screen iPod with touch controls
A revolutionary mobile phone
And a breakthrough internet device”


タッチ操作のワイドスクリーンのiPod
革命的なモバイルフォン
画期的ネット通信機器


この3つをまとめたものとして、ジョブズはiPhoneを紹介した。
しかし、よく考えてほしい。


実際には後者の2つの特徴は既にこれまでの携帯の特徴でもあった。
モバイルフォンではあったし、ネット通信機器でもあったのだ。
大きな特徴は「タッチ操作のワイドスクリーン」ということだ。


つまり、3つではなく、「タッチパネルのワイドスクリーン」
これにより、ネットは使いやすくなり、革命的なモバイルフォンになった。


国内の携帯端末メーカーの幹部はこれに対して
「日本人はボタン操作に慣れている。タッチパネルは向かない」と一蹴したと言う。


ここで勝負が決まった。
過去の成功パターンに縛られたことが、将来の成功を潰してしまった。


これに対し、「愚かだ」とは言えない。
それまでの携帯電話は確かに成長してきたのだ。
そして、それはボタン操作だった。
逆に言えば、今成功している企業やビジネスも、その成功が足枷になり、将来は失敗している可能性があるのだ。


ただ、ここで最もお話したいのはそのことではない。
次のことだ。


iPhoneが出てくる直前


消費者は携帯電話に飽きていた


もはや大きな成長もないだろうと考えていた。


あなたのビジネスを考えてほしい。
「うちのビジネスは成熟期なんです。これ以上、成長は見込めない」
そう考えているのだとしたら、まさにこれと同じ状況だと思う。


でも、それを変えたのだ。


ワイドスクリーンにする。
たったこれだけのことだった。


技術力の戦いではない。むしろ、アイディア、創造性の戦いだ。
実際、日本の技術力があれば、そのような携帯電話を作ることはできただろう。


消費者の受け止め方は変わった。
携帯電話ではなく、全く新しいスマートフォンという時代が始まり、成熟期だったものが成長期に戻った。


itunesも成功要因の重要な要素だが、それは端末自体の問題ではない。
しかも、仮に以前の携帯電話でitunesが使えたとしても、これほどのことは起きなかっただろう。


これまでの携帯電話でもインターネットなどは使えた。
ゲームだってできたのだ。
でも、非常に小さい画面でそれはやや無理があったのだ。
その要望に応えるように携帯電話の画面は大きくはなっていたが。。。


でも、ワイドスクリーンほどの大きさではなかった。


人間の視覚に影響を与える「形」
それを大きく変え、今までの携帯と全く違うものと定義した。
それが「成熟期」をまた「成長期」に戻したのだ。


あなたの商品の形を変えること。
見せ方を変えることで、新しいものと定義することができるか?
また、今までの機能の強みを生かすために形を変えられないか?
ぜひ、考えてほしい。


追伸 美しいデザインで見せ方を変え、全く新しいプロダクトにしてしまう。
その意味ではスティーブ・ジョブズが電気自動車を作ったら、どうなっていたのか?
「自動車なんて、それほど代わり映えしない」
そう思っている我々の想像を超えた車が生まれたと思う。


ハンドルにリンゴマーク。白と黒のみの展開
これまでにない驚くほど美しいデザイン
スマートフォン、itunesなどを中心とし、カメラ、ビデオ、音楽、カーナビや車の生活の記録はもちろん、iPhoneで車庫入れもできるようになるなど、車をより楽しいものとしただろう。
「スマートフォン」のように、本当の意味での「スマートカー」という新しい時代を生み出したかもしれない。





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[ 2012/10/11 14:00 ] 売上増大 | TB(0) | CM(0)



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