老子との対話 3~ 売上増加

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老子との対話 3

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老子との対話 3


今回は、ある男性の話からしたい。
男性は会社員であり、通常の会社員と比べると、相当良い収入を得ていた。
彼と同世代で、彼を超える収入を得ている人はほとんどいなかった。


でも、彼は満足していたわけではない。
彼の理想とするものは目の前の仕事とは別のところにあったからだ。
会社を辞め、自らの力でビジネスをスタートすることだった。


だが、いつまで経っても、会社を辞めることもできなかった。


理由は簡単だ。
目の前にある仕事を失い、約束された収入を失うことにもなるからだ。
起業する勇気がなかったのだ。


彼の日常は、どんよりとしていた。


現代、多くの人が「持たない」者より、「持てる」者の方が良いと考えている。
収入は高い方が良いし、地位は高い方が良い。


そう考えると、彼は地位も、収入も「持てる」立場だったのだ。
それを「持たない」状況にすることはできなかった。


「持てる」者の方が良い


あなたもそう考えてしまうかもしれない。


地位であったり、
職であったり、
収入であったり、
仕事であったり、
評価であったり、
モノであったり、
そうしたモノを持つ者の方が良いと思うかもしれない。


このブログを読んでいる方の中にも「起業」や「独立」を目指す方も多いだろう。
それは「持てる」者が「持てない」者になることを意味する。
世間が重要だと思っている「持てる」ことを手放すことになるのだ。
だから、怖い。


男の話に戻ろう。
彼は会社を辞め、目の前の仕事や地位やお金を捨てることになった。
約束されていた仕事、地位、お金を失ったのだ。


でも、不思議なことを体験する


辞める前には想像もしていなかったことだ。


会社に縛られ、仕事に縛られている時には感じられなかった「無限の可能性」を感じたのだ。
もちろん、成功するか失敗するかは分からない。
でも、やろうと思えば何でもできる。
その可能性を感じることができるようになった。


持たないこと。
からっぽになること。


世間では悪いこととされているが、実際にはそうではない。
選択肢は無限に広がる。


もちろん、無限の可能性は良い方にも悪い方にも向かう。
でも、選択肢は無限なのだ。


持つことは有限に、
持たないことは無限になる。


老子は次のように言っている。


「『道』はからっぽで何の役にもたたないようであるが、
そのはたらきは無尽(むじん)であって、そのからっぽが何かで満たされたりすることは決してない。
満たされていると、それを使い果たせば終わりであって有限だが、からっぽであるからこそ、無限のはたらきが出てくるのだ。」



「道」というのは、老子の場合、単なる人間世界のものではなく、宇宙自然をもあわせつらぬく唯一絶対の根源的な道。
上の言葉はその「道」についての話だ。
でも、ここで重要だと思うのは「満たされていると、それを使い果たせば終わりであって有限だが、からっぽであるからこそ、無限のはたらきが出てくる」という点だ。


先ほどお話しした彼と同じだ。
いや、彼だけではなく、我々全てに共通する話だと思う。


例えば、あなたの一日。
それが仕事で満たされていると、それらの仕事をやったら、1日は終わる。
それに費やした時間の可能性は有限のものとなる。


だが、からっぽであれば違う。
無限の可能性があるのだ。
選択肢は無限だし、当然、そこから生まれるものも無限となる。
働く場所も変えることだってできる。


定年退職をされた方もまさにそうだ。
「仕事がなくなった」と考え、じっとしている方もいれば、「可能性はいくらでもある」と考え、その可能性に向かって、進む方もいる。


スティーブ・ジョブズ


最後にスティーブ・ジョブズの話をしたい。
彼も「持たない」ことについて、スタンフォード大学の卒業式の「スピーチ」で話している。


「Macintoshという最高の製品を出した1年後、私はクビになりました。
(起業した会社でクビになったので)私の人生の焦点がなくなり、破滅的でもありました。
数ヶ月は何をしていいのか分かりませんでした。
しかし、私には少しずつ分かったのです。
これまでの仕事をまだ好きだということが。
そしてまた始めてみようと決めたのです。
その時は分からなかったのですが、Appleをクビになったことが最良の事だとわかったのです。
成功の重みが、全てにおいて再びビギナーの軽さになりました。
このことで最もクリエイティブな期間に入ることができました。」



クビになり、「持たない」状態からNeXT社とPixar社をはじめ、
Pixarでは世界初のコンピューター・アニメーション「Toy Story」を作り、大ヒットにつながった。そのクリエイティブな期間を経て、アップルに戻り、さらにクリエイティブなアップルにしていく。このクビが世界1の企業につながったという方も少なくない。


ジョブズはこれについて「喪失」の可能性という言い方をしている。
実際、失ったこと。持たないことが、無限の可能性を生み、世界1の企業を創るに至った。


起業や独立をしようとする方
また、大きな失敗をした方
様々な方がいると思うが、失うこと。
それは決して悪いことではない。


「失う」こと。
「持てない」ことを悪いことと考える心が悪いのだ。


あなたが何かを失ったり、失敗したとしても、「俺は何もない。ダメだ」と考えてはいけない。
他人が何かを失ったり、失敗したとしても、「アイツはダメだ」と考えてはいけない。
失敗を「ダメだ」と考えることを繰り返せば、確実に習慣になり、あなたの人生を惨めなものにしていく。


失うことは無限の可能性につながること。
そう考えることだ。
スティーブ・ジョブズは破滅的な状態に陥っても、無限の可能性を得るように行動した。
失うこと、失敗を恐れるのではなく、無限の可能性を喜ぶべきだ。


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[ 2012/10/31 11:39 ] 人物 | TB(0) | CM(0)



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