老子との対話 23~ 売上増加

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老子との対話 23

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老子との対話 23


ここまで「老子」のことをお話ししてきた。読んでいると、僕のことを「中国思想のことばかり考えている人だな」と思っているかもしれない。


でも、「売ること」を専門にしたコンサルタント。特に集中して取り組んできたのがマーケティングだし、今もそうだ。


マーケティング関連の仕事をするようになり、もう14年。
今でこそ、大手企業の役員の方々などにも評価され、コンサルティングなどもさせていただいてきたが、最初は何をしていいか分からなかった。


「では、お前は失敗することはないのか?」


そう聞かれると、「はい」とは言えない。
今も失敗することも悩むこともある。
必死に考えたプランなのに、そのとおり行かないこともある。
ただ、失敗した時にその失敗をどのように対処し、どのように成功に近づけて行くのか?
それが分かるようになったことが違うかもしれない。


「売ることを知りたい」という方に僕が話したいことがある


それは「売る」ことを学ぶためにマーケティングの本を何冊読んでも、それでは十分ではないと言うことだ。


ある程度、マーケティングのことが分かったら、まずやってほしいのが「顧客」を知ることだ。


多くの人は顧客を知らない。
顧客が何を考えているのか?
それを知らずに、マーケティングのテクニックのようなものを追い求めてしまう。


でも、考えてほしい。
僕らが相手にしているのはマーケティングのテクニックではないし、それをどれだけ知っているかというテストを受けるわけでもない。


だからこそ、顧客は何を考えているのか?何を悩み、何を欲しているのか?
それを知ることが重要だ。
顧客があなたの商品を買うことを決意し、顧客が貴重なお金を払うのだ。


では、顧客のことをどのように知るのか?


多くの人がやるのが調査だ。
でも、問題がある。
人は他人の目を意識する。そのため、自分を隠してしまうのだ。場合によっては、それは本人でさえも理解していない。自分が他人に影響を受けているにもかかわらず、自分の意見だと思ってしまうのだ。だから、それを意識して、調査をする必要がある。


そして、もう1つが「人間」を知ることだ。これはマーケティングの考えと反する。マーケティングではターゲットとする顧客のことを考えていく。ターゲットは何を考え、何を悩み、何を欲しているのか?それを考えて行く。逆に言えば、ターゲット以外と何が違うかを考えるということだ。


でも、僕は違う。それは考えた上で、人間としての共通項は押さえていった。
考えてほしい。顧客とは言え、人間だ。人間に共通する性質を持っている。
ターゲット独特の要素と人間独特の要素。
この両軸で見て行くことは非常に効果的だった。


人間とは何か?


人間は何を考え、どのように行動してきたのか?(過去を知ること。歴史を知ることが重要だ)
時代と共に変わってしまうものと、時代と共に変わらないものは何か?
特に時代と共に変わらないもの。これは今も未来も使える。それを知ることが重要だ。


さらに、それがエスカレートし、僕が研究し始めたのが動物だった。
確かに人間は動物とは違う。それでも、動物に似ている部分がある。機会があれば、お話しするが、それは抗うことができないものだ。
人間も動物。であれば、動物としての性質を持ち、それを研究していくことが顧客を知り、「売る」ことには役立っていた。


正直に言えば、ここまでが老子のことを考える前の僕の状況だった。時代と共に変わらない考え、それを知るために老子も読んだのだ。
でも、これを読んで強烈に実感したことがあった。


それが「自然」だ


人間は動物だ。
でも、その動物は「自然」から生まれたものだ。
だったら、「自然」とはどのようなものなのか?それを知る必要がある。


「自然」から反するように動物は生きることができない。
「動物」から反するように人間は生きることができない。


僕はそれが心底正しいと考えている。
老子が「道」を重要だと言っていること、松下幸之助が「天地自然」に則った生き方が成功の法則だと言っているからだけでなく。


実は多くの偉大な成果をあげた人々が「自然」について触れている。
ナポレオンは「すべて自然でないものは不完全である」と言い、モンテーニュは「自然はやさしい案内者である。賢明かつ、公正で、しかもやさしい」と言い、ルソーは「自然を見よ。そして自然が教える道をたどっていけ」と言い、アリストテレスは「すべての芸術、すべての教育は、単に自然の付属物にすぎぬ」と言った。


僕たちは動物であり、動物は自然から生まれている。


僕らと無関係ではないのだ。


自然や動物と反した生き方などできるわけがない。インターネットやスマートフォンなどを活用しているとそれを忘れてしまうけど、本質は動物であり、自然に反することもできないのだ。
最も重要な根本を忘れてはいけない。


老子は言っている。


「何ものか一つにまとまったものがあって、天と地よりも以前に生まれている。
静まりかえって音もなく、おぼろげていて形もなく、何ものにも頼らずに独立して不変であり、どこまでもひろくへめぐって止まることがない。それは、この世界のすべてを生み出す母だと言えよう。
(中略)
人は大地のありかたを模範とし、大地は天のありかたを模範とし、天は「道」のありかたを模範とし、「道」はそれ自身のおのずからなありかたを模範としている。」

老子道徳経 上篇 「老子」金谷治


このシリーズで僕は「自然」と「道」を同じように話している。
でも、それは厳密には老子の言葉ではない。
老子は「道」を天や地、自然などよりも以前に生まれている。
この世界の生みの母だと言っている。
自然のあり方でさえ、その「道」を模範としていると言っているのだ。


でも、まずは「自然」だ。
「自然」という言葉は幼い頃から理解できるものだし、イメージがつくだろう。
だからこそ、自然。
それをまず考えることだ。
顧客を考える意味でも、僕たちの生き方を考える意味でもだ。


「自然」から反するように動物は生きることができない。
「動物」から反するように人間は生きることができない。
それを忘れてはいけない。


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[ 2012/12/13 14:25 ] 人物 | TB(0) | CM(0)



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