老子との対話38~ 売上増加

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老子との対話38

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老子との対話38


あなたの自宅にある訪問販売が来たとしよう。
自宅の呼び鈴が鳴り、カメラでその姿を見ると30代の男がうつろな表情で立っている。


「はい、何ですか?」


あなたはドアホンに向けて声を出す。
すると、男はこう答える。
「私は●●語学スクールの青木と言います。
英語の教材のご紹介で参りました」


英語の教材。何だよ。
そう思いながら「今は忙しいんで」とあなたは答える。


あなたは英語に興味があってもそう答えるだろう。実際には日々英語の勉強に時間を割き、勉強をしていてもだ。


興味があるものは売れる。
それは事実だ。
興味がないものよりも、あるものの方が売れる。


でも、それだけではない。
そんなに甘くはない。
実際にあなたが自ら英語の教材を探すような人であっても、甘くはない。
本屋に自ら行き、そこで英語の本を常に探すような人であってもだ。


逆の話をしよう


僕は不思議な経験をしたことがある。
数年前のことだ。


あるビジネスの教材を使った時のことだ。
これが意外なほどよくできていた。


今の時代にマッチはしていないので、オススメはしない。でも、当時の僕にとっては素晴らしく良かった。それを自分の知り合いなどにこう伝えた。


「この教材は本当に凄い」


そうたった一文書いただけだ。
「買ってください」とも何も言っていない。


すると、本当に一瞬にして、「買いました」と返事が来た。
一人ではない。僕の記憶では、ご連絡した方全てが買っていた。
価格は約3万円。
そう気楽に買える金額ではない。
なのに、買ったのだ。
理由を聞いてみたら、「橋本さん(僕)が勧めたから」ということだった。


2つのケースは何が違うのだろう


片方はわざわざお客さまのところに訪問までしている。
もう片方はメールで「この教材は本当に凄い」と書いただけ。
わずか数秒の作業だ。


時間も労力もお金も全く違う。
明らかに前者の方が大変だった。
でも、売れたのは後者だった。


理由はいくつかある。中でも重要なことは「信頼関係」だ。
信じていなければ、売れない。


その商品を信じなければ買わないし、その売り手を信じなければ買わない。勧めている人を信じなければ買わない。


相手が信じる前に「売ろう」と思っても売れない。「信頼関係」を築いてから初めて「売れる」のだ。


すぐに売りたくなる気持ちは分かる。
それが近道だと思ってしまうのだろう。
でも、関係がない中で「買ってくれ」「買ってくれ」とやっていても売れない。
「信頼関係」を築くこともできない。


だからこそ、FREEなどで無料で提供し、利用してもらい、信頼関係を築く方法が有効だ。僕らが今使っているアマゾンなどだって、送料が無料だったから使い始め、使っているうちに信頼するようになってきた。


老子は言う。


「すぐれた人物は、『道』のことを聞かされると、力をつくしてそれを実行しようとする。ふつうの人物では、『道』のことを聞かされると、半信半疑である。くだらない人物が『道』のことを聞かされると、それをあざけって大笑いをする。くだらない人物に笑われるようでなければ、『道』とするだけの値打ちがない。
(中略)
ほんとうに前進する道はまるで後退するかのようであり、まことの平坦な道はまるでごつごつと起伏があるかのようである。」

参考:老子道徳経 下篇


すぐに売りたくなる気持ちは分かる。
でも、信頼関係もできていないうちに売るとか、与えてもいないのに奪うことはやってはいけない。


まずは与えることだ。
まずは後退することだ。
前進する道はまるで後退するかのような道なのだから。


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[ 2013/01/28 12:03 ] 人物 | TB(0) | CM(0)



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